あまり知られていない抗生物質。あなたの服用大丈夫?!

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20177/24

抗生物質が効かない細菌が増えている理由はどこにあるのか?

私達が抗生物質と聞くと何でも聞く特効薬みたいな切り札に思っていることがあります。近頃は抗生物質を抗菌薬と呼ばれることもあります。人間を昔から悩ませてきた病気の原因となっている細菌を殺す薬です。例えば有名なものが結核菌です。

結核菌は日本国内でも1950年まで年間にして10万人の死亡者がでていた病気です。

こういった感染症を撲滅するために製薬会社は薬になる抗生物質を発見してきたのです。抗生物質を抗菌薬に変えて処方しやすくして治療に役立ててくれました。

この抗生物質・抗菌薬の効果は絶大でした。抗生物質ができる前は出産する場合の傷口から細菌が入って命を落とすこともありました。今は、そんなことはありません。ですが、抗生物質が気軽に処方されることになった結果として、抗生物質が効かない耐性菌を増やすことになっています。今回は【抗生物質が効かない細菌が増えている理由はどこにあるのか?】について解説します。

処方する必要がない人にまで抗生物質を投与すると……

私達の体に抗生物質は吸収されて細菌を殺してくれます。ですが、その中には抗生物質が効かない細菌……つまり耐性菌がいるのです。耐性菌は抗生物質が効いた細菌が死滅したので場所や栄養分を独り占めしてしまい、どんどんと増殖するのです。便・尿・汗などの経路を通じて体外にでてゆきます。このようにして、抗生物質を飲む人が増えてくると抗生物質が効く細菌と耐性菌のバランスが崩れていくのです。

いかがでしたでしょうか?
これは人間だけに起きていることではなく家畜の周辺でも起きています。豚・牛・鶏は定期的に低濃度の抗菌薬をエサと一緒に食べているのです。飼料添加物として成長を促して大きく育てる目的で資料安全法で認められている現実があります。農作物も農薬といて塗布されていることが多いです。人間と同じように抗菌薬・抗生物質を使えば使うほど耐性菌は増えてきます。

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